時は「ある」というものでなく、「感じる」というものです。
今日があり、明日があると言いますが、今日と明日の境はないからです。
人は意識で時を感じるようになっていますが、時を区切るのは人の頭です。
今日の連続が明日であって、その切れ目はない。流れている。
人は時を感じて生きるようになっています。そういう特性を持っている。
今日したことが明日につながっている。連続していて切れ目はない。
今日が明日を創っていきます。未来は今日の中にある。
今日何をするかが最も大事なことで、明日は明日が考えてくれます。
「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、そんな感じです。
今の瞬間が次の瞬間を決めている。そんな感じです。
頭でいくら考えても、未来など分かりっこない。そんな空想に時間をかけるより、今日を生きることの方が大事です。
先に明日を考えてどうするのか? 極端な話、明日生きているかどうかも分からないのに。
色々悩むのは、余計なことを考えることが原因であることが多いものです。
どうなるか分からない先のことではなく、今どう生きるかを考えて行動したほうがいい。
考える力は、幸にも不幸にもなりうる。薬にもなれば、毒にもなる。
「よく考えて行動しなさい」と言われます。しかし、あまり考えると、頭がおかしくなって、不幸の連鎖に巻き込まれてしまいますよ。
今、そこにいてすべきことをすることで十分なのです。
大きなことを目指す必要もなければ、他人の目を気にする必要もない。
重荷を背負うとしんどいだけです。さあ、働こう!