救うことができた命があった

    死亡率の高い順に並べてみた

日本では、医療崩壊が起きなかったと言われています。
だが、十分な治療を受けられたならば、救えたであろう命はあったと思います。
私の住んでいる京都府では、感染者数358人に対し死者数は15人です。死亡率4.19%。
また、福岡県では感染者数662人と多いですが、死者数は26人。死亡率3.93%。
ここでは、京都府や福岡県では、十分な治療が受けられていたと一応仮定しておきます。

そう仮定すると、死亡率5%以上の下記都道府県では、もし十分な治療が受けられたならば、救えた命があったのではないかと推測されます。
沖縄14.29%、群馬12.75%、富山9.25%、石川8.14%、北海道7.79%、愛知6.75%、福井6.56%、兵庫5.72%、神奈川5.72%、東京5.43%。

地域によって、老人の感染者数の割合に違いがあるので、上記の死亡率だけで単純に比較はできませんが、十分な治療や早期治療が行われていたなら救えたであろう命は多かったと思われます。これが残念でならない。

地域ごとに病院のキャパが異なります。感染者数がそのキャパを超えて来た頃に、一気に死亡率が上がる気がします。
なので、感染者数の多い少ないではなく、キャパが重要だということが表を見て感じます。
福岡県の死亡率の低さは、キャパに余裕があるからなのかなと推測できる。

 ※上記数字は5月25日現在です。最終の数字ではない。エクセルで計算してみました。