この世では、
いい時もあれば悪い時もある。
出来る時もあれば、出来ない時もある。
静かな時もあれば、騒がしい時もある。
ところが、
いつの時も、悪いもの、出来ないもの、騒がしいものは、常に内在している。
いい時の後に悪い時が来るという風に、私達は時間差でもって捉えていますが、実際には、そうではなく、常にそうなんです。
この世の本質は、混乱。混沌。そして、苦難。
見えないのか、見ようとしないのか、混乱はマグマのようにあります。
マグマが噴き出すと分かるが、噴き出さないと気づかない。
マグマは常にあります。
私達は、今の混乱を見て、慌てふためくが、混乱は最初からあります。
単に隠れていたものが、明らかにされたに過ぎない。
自ら、臭いものに蓋をして、見ないようにしている。
しかし、蓋が外れると、見たくなくても見ざるを得なくなる。
時を通して見ていますが、それは、時とは関係なしに、いつもある。
混乱は、大元の混沌から来ている。
「何も知らない」という根幹からきている。
「知っている」と語るから、「何も知らない」ことを知らしめられる。
この世の誤りを正そうと働いている。私達が目覚めるために。
闇は深すぎる。
もし光がなければ、どれほど暗いことでしょう。
光はいつも闇を照らしています。しかし、人は光より闇を好んだ。
それ故、見ていても見えず、聞いていても聞こえない。
光があるうちに、光の方へ進もう。
この世に勝つために。