究極のバックアップ術

大げさなタイトルですが、中身はたいしたことありません。
ここで言いたいことは、以下のことだけです。

  1. ファイルのバックアップは、結局、チマチマと手で行うのが最も確実。
  2. オンラインストレージ(〇〇クラウド)よりも外付けHDDがよい。かかる時間も速い。私の場合は、数台分のPCファイルをまとめて簡易NASにバックアップしています。
  3. 「バックアップ元A」→「バックアップ先B」への一方通行のコピーがいい。
    不要なファイルまで蓄積されますが、ファイルを失うことよりはましです。
    下記の画像は「SyncWith」というフリーソフトを使用したものです。同期もできるし、B→Aも可能です。少し時間がかかりますが、チマチマよりましです。
  4. 重要なのは自分で作成したファイル。OSやアプリは後で何とかなります。
  5. ネットと切り離して、バックアップ用の外付けHDDで管理するのが一番安全です。そう思いながら、NASを利用している。楽なんで。
簡易NASを利用して、USBメモリにバックアップしています。
AからBへの一方方向でバックアッ(簡易NAS)

以前は、OneDriveなどのオンラインストレージの利用がバックアップに適していると思っていたが、最近はそう思わない。
確かに他のデバイスから参照したり編集できるので便利なんですが、バックアップとしては心もとなく感じるのです。
ストレージの容量やセキュリティに不安を感じるだけでなく、一つのアカウントで複数のパソコンを使用している場合、よくトラブルことがある。
何台ものパソコンで次々とファイルを保存したり、削除したり、まとめたりしているとトラブルが発生しやすい。同期の競合と言われるものです。
削除してもオンラインのごみ箱に30日残るとは言うものの、気づかずに30日過ぎることもあります。一つや二つなんか気づけない。
また、複数のパソコンの内の一つにおいて、誤って他と異なった同期設定をしてしまったために、他のパソコンにまで影響が出てくることがある。
パソコン側でファイルを削除したらオンライン上のOneDrive側からも削除されるというのは便利なようですが、バックアップとしてはあまりいいと思わない。
何度か痛い目に遭って、やっと気付いた。

AのデバイスからBのデバイスへ単純にコピーするという一方通行でのバックアップの方が適している。Aから削除してもBに影響がないし。双方向や逆方向はよくないと思います

こう言うと、Bにファイルがたまりすぎるというお叱りを受けるかもしれませんが、それぐらいのほうがよいと思います。
今、簡易NAS(ルータにUSBメモリを常時挿したもの)にバックアップをとってますが、究極のバックアップとしては考えていない。USBメモリは非常に壊れやすいし、セキュリティでも不安が残ります。

※このブログを書いた後、2020年にRaid機能付き外付けHDDに変更。その後すぐに、完全なNASに変更しました。2022年2月に別の記事「同期とバックアップ」を書いています。

色々考えたら不安になるだけですが、バックアップ先としては、ネットに切断したPCや外付けHDDぐらいしか安心できるものは無いように思う。
そして、ちまちまとバックアップするのがよい。
便利なものは、結局、不便なもの。便利に思えて、失敗すると痛いもの。
便利は恐い。その時だけはよくても、後が恐い。簡単、便利と宣伝される商品は多いが、その弱点まで教えてくれはしません。

暇なので、ちょっと偉そうに書いてみたものの、内容はそれほどでもなかった。
今はそう思っているものの、また、変わるかもしれない。
反対の意見も多いと思いますが、あまり気にしないでください。