危機意識の変遷

どう思う?

最初は楽観

  • まあ、大丈夫だろう。たいしたことないだろう。
  • ここまで及ぶことはないだろう。あそこだけの問題さ。
  • 少し経てば、消えて亡くなるだろう。
  • 誰か対処してくれるだろう。
  • 今の時代、薬も医療も進んでいるから大丈夫。
  • 若いから大丈夫。俺には関係ないさ。
  • 簡単にうつるわけないさ。

中盤は悲観・非難・中傷

  • やばい!どうしたらいいんだろう。
  • ああ!やられる。もう終わりだ。
  • お前ら、うつすな! こっちにくるな。じっとしているのに。
  • ああ、なんで、自分がうつったんだ!
  • ああ、なんで、私達だけが危険を背負わされなければいけないのか。
  • 俺は全く悪くない。正しい。皆がおかしい。
  • あいつは責められて当然。自業自得だ。
  • 全部あいつのせいだ。あいつのせいでこうなった。信用できん。
  • あいつの考え方はおかしい。すぐに辞めてしまえ!
  • 自分のことしか考えていないじゃないか。
  • ちゃんと説明しろ! 政府が悪い。首長が悪い。
  • どうして事前に準備していなかったのか! 危機管理がなってない。
  • マスコミも人も信用できない。皆、おかしい。
  • 一体、何が正しいのか。さっぱり分からない。

最後は楽観

  • よくやった。俺たちは生き残った。
  • 人類は勝ったのだ。
  • あの人はすごい。英雄だ。あの人に任せてよかった。
  • 人の力はすごいなー。
  • もう大丈夫だ。
  • 十分、人は学んだ。もう同じことは繰り返さない。

その後

すべて忘れ去られ、記録だけが残る。死者は蘇らない。