切取り&貼り付け

話が切り取られて伝わり、誤解を招いてしまうということがよくあります。

程度の差はあるが、基本、人の目は、切り取ったものしか見えない。

前を見ていると、後ろが見えないように、一度に全部を見ることができないためです。
そこに意識が向くと、漠然とそこらあたりしか見えないのが普通です。
肉の目はそういう風にできている。前後左右を一度に全部見ることはできない。
また、極微なものも極大なものも見えない。ある範囲しか見えない。
他人を見ていても自分が見えない。自分のことを見ずに、他人を批判している。

全体の中の一部、例えば木や森を見ている時、実を言うと、切り取って見ているのです。
一部を切り取って、頭に貼り付けている。カットアンドペーストです。
その切り取った材料を集めてモザイク画像のように自由に作成している。
これが思考というもの。
ただ、この「切り取っている」という感覚は、少し理解しづらいかもしれないですね。

この世は、切り取ったもので出来ている。モザイク。 
そのように見てしまうから、そのようになってしまった。
よく見えているようで見えていないんです。磨かないと見えない。