令について

昨日、元号が「令和」に決定しました。

「令」と言う文字は、人によってかなり捉え方が違ってくるようですね。

命令の令だから冷たい感じがするという方もおられます。確かにそう捉えたら、そうなりますよね。
同じ人間同士だと、上から下というのは、あまりいい気がしないですから。

ただ、この令を下すのは、人ではなく神であると思うと納得できるんですよね。
花が咲くのも、咲くようにと命令され、花が咲く。
その時々に応じて、令が下され、自然が生きづいている。
このように思うと、令も冷たくないような気がしてきますね。
自然の力を愛でる気持ちを昔の人が大事にしていたような気がします。

いつのまにか、その神が天皇となり、天皇が人となってしまった。
天孫降臨の本来の意味は、随分昔において、既に失われていたように思います。

わたくしの勝手な解釈で申し訳ありませんでした。
個人的には西暦だけで十分な気がします。いちいち換算するのが面倒なので。