知らないと損をする?

知っていると得をし、知らないと損をすることが多い。
知らないと、知らず知らずに損をしている。得する機会を逸している。
知っている人はより得をし、知らない人はますます損をする。
そういう社会に、今住んでいる。

「そんなこと当たり前だ。そのために大学まで行って勉強しているんだ。」と言われるに違いない。
そういう社会がまずあって、それを前提にして、その社会に賢く対応すべきではないかという、ごく常識的な意見です。つまり、それが賢く生きるということだ言われる。
現実社会に生きていますので、確かにそうなのですが、一方で、そういう社会っておかしいのではないかという気持ちもある。

知っている人はより得をし、知らない人はますます損をする。
すべてにおいて、そのように見えてしまう。法律、税金、保険、物品の購入など。
あまりにも制度が複雑化して、もはや細かいことは専門家でないと分からなくなってきている。詳しいことは専門家に頼らざるを得ない。
損をしないように、専門家が重宝され、有料で色々とアドバイスを受けられます。

弱者というのは、大体、そういう複雑なことについては疎い。しかし、疎いのは悪いことなのだろうか?全て知っていないといけないのだろうか?
国や地方の政治のこと、LGBTのことなども全て知らないといけないのだろうか?
損をしないように専門家がいてアドバイスをする仕組みとなっている。
それによって専門家は報酬を得る。これ自体は何らおかしくない。
知らないと損をする世界があるからこそ、そういう職業も生まれる。

本来、最も弱い人や知識のない人こそ救われないといけないと思うのだが。
勉強しないのが悪いのか? 専門家に相談しないのが悪いのか?
弱い人には、そういうことすらできない人もおられる。これが最も気になる点です。
知らない人、人脈のない人などは、ますます孤立する。損をする。
そういう社会でいいのか? 賢い人?のための社会でいいのか?

また、暇に任せて、常識はずれなことを言ってしまった。
狂っているのは、わたしなのか。