色々と批判されていますが、個人的には、専門家集団は大変役に立っていると思っている。
たった一人では往々にして独りよがりになりがちですが、専門家集団ではそれがうまく調整されてまともになっている気がします。
アメリカでは、ファウチ博士の科学的な態度には好感が持たれている。
ファウチ博士一人がテレビに出て目だっていますが、実際には何人か優秀なスタッフがおられるのです。
そのスタッフが確実なデータと情報を集めて、ファウチ博士に提供している。
実際には、アメリカにも専門家集団があるんです。
ファウチ博士の話を聞いていると、分かるところと分からないところをはっきり区分けされていて、毅然とした態度が受けているようだ。
ファウチ博士の助言をもう少し聞き入れていれていれば、アメリカの状態は今とは変わったはずです。
日本の専門家集団にも、ファウチ博士のように明確に答えられる人がいると、誤った意見をバッタバッタと切り捨ててくれて気持ちいいだろうにと思ったりもします。
ただ、今回は専門化集団が黒子のような役目でよかった。知らないものが舵をとったら大変なことになったでしょう。
やはり、餅は餅屋だ。
餅屋を批判する人もいますが、餅屋よりどれほど餅を知っているのだろうか?