集団としての命?

新型コロナのライフサイクル?

デルタ株がオミクロン株に入れ替わると言われても、イマイチよく分からない。
現象的にはそうかもしれないが、「何で?」なのかが分からない。
新型コロナについては今のところ、はっきりした知見は少ない。
最初は誰も知らない。後で学んで少しづつ分かるようになる。今は、まだ最初の内。

コロナの一生(盛衰)を見ていると、集団としてのライフサイクルのようなものを感じます。
 盛衰に気候とかあまり関係ない気がします。
ある集団のライフサイクルが終えて、新しい集団(新株)のライフサイクルが始まるという感じ。これが、株が入れ替わったという現象として捉えられるのではないかと思います。

集団単位で、集団としての命?というか、存続時間(強い→弱くなる→消滅)がある程度決められているような気がしてならない。個々の命ではなく、集団の命として。
 例えば、デルタ株集団は、個々ではなく、集団全体として何か月程度という存続期間が定められているのでは。

Aさんに感染したウィルスは、別の人にうつらなければ、Aさんだけで命は消滅してしまいます。(感染対策の効果も期待できます)
ところが、別の人に次々と感染したとしても、個々の命の長さは、集団としての命の最終日(存続期限)を越えられないという感じですか。
そう仮定すると、コロナが全国的に同時に減っていく不思議な現象も説明しやすい。

ただ、同じデルタ株でも地域によって差が出てくるのは、また別の要因があるのではないかと思っています。

これは、ど素人の思い付きの推測です。ちょっとこじつけに近いかもしれません。
個々ではなく、集団として働いている力があるような気がするんですよね。
でも、コロナが減ったのはすべて人の力だと思っている方には、この記事はかなりいい加減な記事だということになります。
ウィルスを生き物のように書いていますが、そう見えるからそう書いているだけ。
集団については、下の蟻さんの話も参考になります。

蟻と磁石の共通点?

★磁石の棒のどこを切断しても、切断された棒はN極とS極に分かれます。
★それとは別ですが、虫の蟻さんにも少し似たようなことがあります。

蟻は働きアリと女王アリで構成されていると思われていましたが、よく見ると、働かないアリがかなりいるそうです。
一集団に1000匹のアリがいるとすると、400匹ほど働かないアリが常にいるそうです。
働いているのは6割、働いていないのが4割ということ。(正確な割合は忘れたが)

もし、600匹の働きアリ全部を集団から取り除いて他の場所に隔離してしまうと、集団はどうなるかというと、残された400匹の働かないアリの内、6割(240匹)が突然働くようになり、4割(160匹)が働かないままだそうです。
つまり、「働いているのは6割で働いていないのが4割」という原則は崩れません。
ここが磁石と少し似ている点です。

何か危機が起きた時、有事には、働かないアリが常に何割かいることで、代替がスムースに行われ、集団が保たれていくそうです。集団の力って不思議ですね。
働いている蟻は、働いていないアリを働くよう催促するわけでもなく、ひたすら、自分の仕事をしている。自分たちが全体の6割だなんてことも知らない。
働かないアリは、働かないことが自分の仕事であるかのようですね。
人の世界だと、働かざる者食うべからずということなので、アリのようにはいかない。
ただ、コロナウィルスなどの危機対応策として、空いている病床がいつも確保されているとか、看護師に変身できる人が常に用意されていると安心できますね。

普段どうしようもない人に見えていても、危機時には突然すごい力を発揮する人もいます。スイッチが入ると変わることもあります。

★一見無駄なようでも、無駄でないこともあるんです。
 蟻さんには学ぶところがアリそうです。自然界は驚きです。

★宇宙の様子は、原子核や電子の様子と似ているように、全体を知ることと小さな一つを知ることは似ています。

もし、小さなことを完ぺきに見極めたなら、大きなことも見極められるだろうと思います。