概念について

「概念」の概はおおむねです。
つまり大体(だいたい)です。

人の言葉は概念でもって語ります。大体(だいたい)で語っている。
大体でもって語っているのだから、大体で聞いていればいい。
大体で語るから、たとえ言語が違っても会話が可能となるんです。
大体がいい。あまり正確に定義しようとすると、どうしても漏れるものが出てくる。
あいまいなものに、大事なものが含まれている気がします。厳密に定義してしまうと、大事なものが失われてしまう。
あいまいなものをあいまいなままで伝えるからこそ、大事なものが失われない。
聞く者もあいまいなものとして聞けばいいのだが、あいまいさに文句を言う人がたまにいる。
誤解してしまうからだ。言葉が独り歩きしてしまうことがあるからだ。
大体なんだから、そうムキになることはないのだが、ケチをつけたがる人は多いのには困ったもんです。
文句を言う人は、根っこから文句の言いたがり屋さんです。攻撃的。
元々が大体なんだから、大体でいいんじゃないですか。
ファジーをあえてクリアーにする必要はないと思うんですが。

最近、言葉面を捉えたものが、ニュースになりすぎる。おかしなもんだ。

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