パニクった時

突然、今までになかったことが起きると大抵の人は慌てます。
どうしたらいいのか、一瞬分からくなります。これは私も同じ。
何が起きたのか全く理解できないと、そうなります。動物は皆そう。
自然の中でもそういうことは時折起きますが、人の作った電気機械・装置なども突然の故障が起きることはよくある。

その瞬間は、「え?」となる。思考停止します。
後でゆっくる考えて、どうしてそうなったかを徐々に理解していく。
理解というのは、少し落ち着いた後で飲む精神安定剤のようなものです。
不安解消のために飲もうとしますが、適当なものが多いんです。

これは、どんな専門家でも同じです。時間をおいて、原因を究明しますが、その時はパニクっています。
高度な技術社会では、度々そういうことが起きる。

自分と他人が同じ状況にあると、二人ともパニクルことになる。
ところが、自分だけがパニクっているような場合、意外と他人は冷静に見られることもある。他人事だから。
パソコン修理も他人のパソコンについては、意外と冷静に判断して修理できます。しかし、自分のパソコンの時は少し慌てます。
他人のパソコンの方が直しやすい。おかしなものです。
パニクルお客様がいるから、私の仕事も成り立っている。
人が造ったもので壊れないものは無い。人自体だって壊れるんだから。
ただ、同じパニクルにしても、命にかかわらないなら、少しづつ落ち着いてくるもの。
落ち着いて考えた後、その原因を知ることで、余計に頭にくるということもありえます。
自分がこうなったのは、あいつのせいだという風になりがちです。恨みに変わることもある。

パソコンが動かなくなっても、他で代用ができるものが有ればまだましですが、そのパソコンにしかデータもソフトもない。しかも、今日中に仕上げなければいけないとなると、どうしても焦ります。冷静になれない。
困り果てて電話をくださるお客様もいます。電話の声でその困り度は分かります。
でも互いに話をしていると、少しは落ち着いてくるものです。
やはり、相談できる相手がいるといないとでは、随分気持ちが違ってくるものです。

書いているうちに何を書いているのか分からなくなったので、ここらでやめときます。