とにかく、どんなことも細かく専門的になってきていて、専門外はそこには立ち寄れなくなる傾向がある。
ちょっと口をだせば、「知らないものが何を言っているのか!」ということになる。
専門家でないと、何も言えないのか?とさえ思ってしまう。
おかしなことが起きています。
一般人は何も知らないのか、判断してはならないのか。勉強しないものは口出してはならないのか?
自信喪失の人が増えてきた。自分でも何が正しいか分からなくなってしまったのだ。
全て判断は、法律家や技術者などに任せて、自分で判断を避ける傾向が増えてきている。
おかしなことだ。
専門家に任せて、その頭だけで動くようになると、ヒトラーが生まれてきたりします。
大きな自信家についていく方が楽なんです。思考することが煩わしいから。
つまり、思考の停止。
それに伴い、少数の自信家が世界を引っ張ていく。
昔から大きな声を上げる人が威張っていた。そして、それについていこうとする人もいた。ついていけば、自分も威張れるから。
不毛な議論が飛び交っている。その言葉に愛はなく、索漠としている。言葉が死んでいる。
悲しいことだ。
さあ、畑仕事でもしてくるか。こちらの方は実がある。